あらすじ

天慶の乱、平貞盛・藤原秀郷により討たれた父平将門の仇を討つため、平将門の娘五月姫は、鞍馬の貴船神社に七日七夜の願をかけ、ついに満願の夜、妖術を授かりその名を滝夜叉と改めると、下総の国は猿島の地へとたち帰り、多くの手下を従えて朝廷にそむきます。
滝夜叉姫征伐の勅命を受けた大宅中将光圀は、激しい決戦の末、陰陽の霊術をもって、滝夜叉姫を征伐するという物語です。

滝夜叉姫